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レディ・プレーヤー1(ネタバレなし)

photo ©ohtematic


スピルバーグの最新作「レディ・プレーヤー1」が素晴らしかった。我々の世代〜1980年代に青春を送っていた人に向けて作られたと言ってもいいだろう。特に、それなりにSFに接してきた人間には、ご褒美のような映像が次から次へと繰り出されて圧倒されるだろう。そして「あの頃のスピルバーグが久しぶりに戻ってきた!」という感覚にも浸れる・・・。
雑誌・映画秘宝の中で町山智浩氏が語っていたけれど、これはメディア考古学なんですよね。僕の個展の最終日(4/15)に「デザインあれこれ話」というトークがあったのですが、その時にも、影響を受けてきた映画や音楽を年表で紹介したんです。気がつくと〜どれもこれも昔話になりつつある。昔話になってしまった最大の原因は、インターネット社会が実現して全ての文化が並列にフラットに語られ始めたから。自分たちは、かろうじて時系列で文化を語れるけど、最近は難しくなってきていると思う。そんな現在、この映画は、80年代からのほぼ全ての文化を敢えて同じプラットフォームに詰め込むことによって「これからの未来がどうあるべきなのか?」を問う作品に仕上がっている。一歩間違えばディストピア映画になってしまうのだが、全体のムードが暗くならないのは、スピルバーグが元来持っている、映画に対する(健康的すぎる)愛に他ならない。8歳、10歳、13歳の息子たちも全員、異口同音に「最高!」と語っていた。世代は違えど、スピルバーグが共通言語として機能していることに、嬉しさが更に膨らんだ。
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画像は、今回の映画の中で出てくる「バカルー・バンザイ」。随分前に買ったDVDだけど、この映画の効果なのか、現在プレミア価格がついています!

date 2018.4.28
category news
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Latest Works

Ohtematic 2018 オーテマティック ニイゼロイチハチ@霧島アートの森

Ohtematic 2018 オーテマティック ニイゼロイチハチ@霧島アートの森

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鹿児島県霧島アートの森では、「アートラボ」事業・第4弾として大寺聡展「オーテマティック 2018(ニイゼロイチハチ)」を開催いたします。
東京・国立市で育った大寺は、小学6年生のときに見た映画「スター・ウォーズ」に衝撃を受け、以後「スターログ」などのSF映画雑誌を貪るように読み、ラルフ・マッカリー、ジョー・ジョンストン、シド・ミードといったイラストレーターの作品に触れることで、イラスト一本で生計を立てることを真剣に考え始めました。
高校1年生のときから東京武蔵野美術学院に通い、デッサン漬けの日々を送ります。武蔵野美術大学デザイン学科4年生のときには東京・渋谷のギャラリーART WAD’Sで初個展を開催。大学卒業前から「就職しない活動」と称して広告代理店や企業に対して営業活動をおこない、フリーランスのイラストレーターとしての地歩を固めていきました。
大寺は1990年代初めにイラストレーションのデジタル化に立ち会い、日本でAdobe Illustratorを使って商業イラストを描き始めた最初の世代です。以後30年近くにわたり職業イラストレーターとして国内外で活動してきました。
都会の集合住宅での暮らしに疑問を感じていた大寺は、2000年、亡き父の郷里である鹿児島県日置市吹上町に活動拠点を移します。祖父が遺した土地に家を建て、21世紀型の小さな暮らしを実践しながら、最新のデジタル技術と豊かな自然の接点をテーマに創作活動を続けています。
本展では、イラストレーター大寺聡のイラスト画業のこれまでとこれからを多角的に紹介します。また、本展に合わせてフィルムアート社から発売される『オーテマティック 大寺聡作品集』(本展公式ガイドブック)に収められている新作も展示されます。ポップカルチャーおよびイラストレーションの視点から、日本と鹿児島の未来を考える展覧会です。どうぞご期待ください。
作家紹介
大寺 聡 Satoshi Ohtera
1966年鹿児島県生まれのイラストレーター。1990年武蔵野美術大学デザイン学科卒業後、東京を活動拠点としていたが、2000年、鹿児島日置市吹上町に移住。テレビ、広告、書籍、WEBと活動は幅広く、最新のデジタル技術と豊かな自然の接点をテーマに表現活動をおこなう。2004年、文化庁メディア芸術祭審査員推奨作品、2011年・2012年、南日本広告文化賞グランプリ、2017年、鹿児島県芸術文化奨励賞。
イベント情報
・トークイベント
3月25日(日)14:00-15:30 大寺聡×小川景一(アートディレクター・絵師)×宮薗広幸(霧島アートの森学芸課長)「鹿児島グラフィックデザインの歴史」
4月1日(日)14:00-15:30 大寺聡×井原慶一郎(鹿児島大学教授・作品集監修者)「『オーテマティック 大寺聡作品集』(フィルムアート社)出版記念トーク&サイン会」 聞き手・太田純貴(鹿児島大学准教授・美学芸術学)
4月15日(日)14:00-15:30 大寺聡×橋本泰久(アメタ食堂)「デザインのあれこれ話」
・作家による公開制作
3月11日(日)、3月18日(日)、3月21日(水・祝)、4月8日(日)の14:00-15:30
「Adobe Illustratorによる作品制作デモンストレーション」*来場者の下書きを元にイラストを仕上げます。
・グッズ等販売
展覧会公式ガイドブック(『オーテマティック 大寺聡作品集』フィルムアート社)、ポスター、ポストカードの販売

category: original, studio