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児玉美術館

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気になってはいたのですが、恥ずかしながら初めて訪れた「児玉美術館」。
鹿児島市とは言え、全く訪れたことのないエリア・・・地理的には平川動物園の手前になるので、途中までは知っている風景だったのですが、まさかこんな場所があったとは・・・!綺麗に整備された竹林から光のシャワーを浴びながら美術館にたどり着きます。
この時に開催されていた展覧会は『夭折の画家・髙城琢哉逝きて 30年展』というものでした。僕が大変お世話になった武蔵美校友会の大先輩、大嵩文雄さんのお兄様・大嵩禮造さんのお弟子さんにあたる方でした。高城さんの作品は初めて拝見しましたが、小作品における筆致の確かさに気持ちが動きました。鹿児島の画家たちが近代絵画の世界にもたらした影響は大きいと・・・いろんなところで耳にしていますが、この美術館は大嵩禮造さんのアトリエを再現していることも含めて、肌で美術界の層の厚さを感じることができました。自分は広い意味では美術に関わっていますが、このような層とはかけ離れているデザイン界で仕事をしています。鹿児島でキュレーターの立場にいるような方々は、鹿児島におけるデザイン史をきちんと調べ上げて、(今回僕が感じたような)厚みを県民に知ってもらう必要があると思います。

date 2017.6.22
category news
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