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「ロングテーブルギャラリー」(日曜日の過ごし方)

photo ©ohtematic

昨日(4/23)10時から16時半まで「永吉銀座」の壁面にぬいぐるみが飾られる1日だけの展覧会がありました。
(場所についての基本的な説明をしておきますと)ここ、以前は猫が住み着いていた、ほぼ廃屋に近い建物でした。手前の空き地にも廃屋があったのですが危険なので地権者と交渉して取り壊してもらいました。
地域の皆さんの協力のおかげで、この場所の価値が変わり始めています。「ぬいぐるみを飾って何になる?」という疑問を持つ方も少なくないはず。しかし、昨日の例で言えば、この建物を中心に子供達が遊ぶ様になり、泥団子を作ったり、オモチャを撮影したりと、想定外の遊び場が勝手に形成されました。焼きそばや炊き込みご飯、メロンなどの差し入れもあって・・・少ない参加人数でしたが意味としては「大賑わい」だったんです。
「既に価値が創造されている場所には興味がない」「消費者にはならない」これはほとんどのクリエイターが持っているサガの様なもの。そういう意味で自分にとって田舎は面白い場所です。
最近「大寺さんはゴルフはされないんですか?」という質問を何度か受けました。あの様に、誰かが整備した美しい場所、ルールも決まっているところに乗り込んでいくのは、なかなか厳しいものがあるんです。同じくテレビゲームについてもそう(今はテレビゲームって言わないかな)。誰かが作った世界に飛び込んで時間を費やすというのが、どうにも苦手なんです。スーパーファミコンをやっていた時期もありましたけどね。やはり作る方が断然楽しいから。
この展覧会を企画した浅倉光雄さんが「不毛な取り組みに付き合わせてしまって申し訳ない」とおっしゃっていましたが、いやいやそんなことはなく・・・一見無駄と思えるもの、ノイズの様なものに真剣に向き合えて素敵な日曜日でした。

展示についての監修はMichiko Masumitsuさんでした。ありがとうございました。

date 2017.4.24
category news
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とある施設のために描いた不採用のラフスケッチ。この角度で街を見下ろすイラストの依頼は多いんです。自分でも、どこまでスケール感を広げることが出来るのか、描きながらワクワクします。

category: sketch, studio