ohtematic.com

news

date 2017.5.7
category news
tags
comments
RSS RSS 2.0

ケトル

ケトル

たまに買ってしまう雑誌「ケトル」。今回は「ブレードランナー」特集です。Amazonでは既に売り切れていましたが、地元の書店で奇跡的にゲット。自分たちの世代にとっては、金字塔の様な作品。「ブレードランナー」以降のSF作品は、例外なく影響下にあると言ってもよく、世界観を構築することの意味を絶えず問いかけている一本なのです。しかしながら、若い作家の人たちにこの映画の凄さを説明するのは極めて困難になってきました。スター・ウォーズに関してもそうなのですが。
高校1年生だった自分は、記憶では友達4人(もちろん野郎ども)と歌舞伎町の「新宿ミラノ座」に観に行ったんですね。帰り道に雨が降っていて、歌舞伎町のネオンと組み合わせが、この映画と一緒だった。「舞台はもう出来上がっている!」と素直に思いながら帰路に着いたことを思い出します。「スター・ウォーズ」はSFの世界に生活感を持ち込んだ最初の作品と言っていいと思いますが、「ブレードランナー」はもともと地球の話ですから(2019年のロサンゼルスが舞台)、更に一歩踏み込んだリアリティがありました。この頃シド・ミードによる設定資料が「スターログ」というSF雑誌で紹介され、僕は本に穴が開くほど観続けた記憶があります。また同誌のショップもラフォーレ原宿の地下1Fにありましたね。ラフォーレにテナントとして入る、という勢いが当時のSF界にあったことは、今からすると想像は出来ないかも知れません。しかし、こうした海外のSF作品や日本のアニメ、その周辺への興味が当時の若者を大きく動かし、今は秋葉原全体がポップカルチャーの街へと変貌していったことにも繋がっていると思います。
ハリソン・フォードについて、リドリー・スコットについて・・・語りたいことは山ほどありますね・・・

Comments: 4 comments

コメントを書く↓

  1. ごぶさたです!
    4月初旬にミュシャ見てきました。久々の『超弩級』な展示でした。
    くらいすぎて3週間くらい咀嚼してました。
    どうしても80年代のスターログがダブってしまって。
    アメリカのイラストに与えたインパクトについて思いを馳せてしまいました。
    例えば、シドミード、雑誌ヘビーメタル、デューンの紹介記事。
    そしてその前世代のバーニーヒュークス系のイラスト
    プラハには行けないけど、東京なら日帰りで行ける!しかも迷わない!
    あと2回は行きたいと思ってます。
    是非体験してほしいです。
  2. ohtematic

    しば氏・・・ご無沙汰しております。ミュシャ展、6月5日までかあ・・・ちょっと行けそうにありませんが、確かに通じるものがありますよね。構図や光の捉え方、色遣い・・・。特に色合いがシド・ミードに似ているかもね。(こうした作家たちと自分の絵を比べるのもおこがましいんですが、自分は色を遣いすぎているなあ。)ミュシャの絵に限らず多くの画家の発想は、自分たちの世代の表現に置き換えると、SF的なんですよね。逆に言うとそれがない作家には惹かれない。この世代の作家が築いてきた基礎があってこその「ブレード・ランナー」なのかも知れませんね。
  3. ohtematic

    しば氏・・・予約受付中〜
    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B072L3WDN7/ref=ox_sc_sfl_title_1?ie=UTF8&psc=1&smid=AN1VRQENFRJN5
  4. 見てました〜。迷うわ〜。

    当時のスターログで紹介されていたのは
    『Frank Frazetta』さんです。
    画像検索すると見覚えある絵がたくさん出てきます。
    構図とか共通点があるように思います。
    ブレードランナーは「Drew Struzan」さんですね。
    今見ても憧れる!

Comments

◎アイコンを表示するには?
gravatarに登録すると表示されます。

◎コメントが表示されない?
→ 承認をお待ちください。一度承認されると次回以降はすぐ書き込めるようになります。