Monthly: 2016年4月

date 2016.4.30
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1976年の俺(5)

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1976年1月9日〜1月11日。伊集院に住んでいた母方の祖母が亡くなったことが記述されています。小学校3年生だった僕の自宅にはまだ電話がなく父の職場(「ゆうせい」という表現)から連絡があった様です。父は電話が大の苦手だったと思われ、小学校6年になるまで自宅には電話がなかったんです。僕が人一倍、遠距離の人とコミュニケーションしたいという理由は、おそらく「電話が当たり前でなかった家庭」という環境に起因しています。この後、中学校2年の時の父方の祖父の葬儀、そして1990年、自分の父の葬儀に至るまで、東京から鹿児島へ出向くことになります。お墓から離れて暮らすことの不条理さも人一倍感じていました。父のこと・・・ある部分に関しては尊敬していますが、反面教師だった部分も同じような割合で混在しています。それにしても「トライスター」という飛行機は懐かしいですね。

date 2016.4.19
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GURI工房〜未来の風景

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蓑笠市の次の日は完全燃焼で脱力状態、あまり仕事がはかどりませんでした。ようやく日常に戻って少しばかりの時間が出来たので、近所にある「GURI工房」へ行ってきました。いつも一緒に地域活動をしている浅倉光雄さんを訪ねました。電気自動車で乗り付けると、畑と太陽光発電、里山の組み合わせが、未来の光景の様に広がっていました。デジタル漬け、しかも欧米の感覚に侵されている僕とは違って、浅倉さんは実に丁寧な暮らし方をされています。キッチンや居間の様子から「お前もこういう生活をしたらどうだ」という種類の、静かな圧力が伝わってきます。作品も、しっかりと重みのある、日常生活で使いやすい道具ばかりです。コーヒースプーンや調理用のヘラ(何ていう名称なのかな)は、毎日使っています。
今日はプレゼント用に幾つか買ってしまいました。人口減に悩まされているとか、地方創生という言葉をニュースで聞かない日はないのですが、こうしたタイプの生活力のある方々は、徐々に増えてきている様に感じます。

date 2016.4.19
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蓑笠市2016無事終了〜ありがとうございました。

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前日までの予報は雨。心配されていた天気でしたが、嘘のような青空に恵まれました。熊本での震災があって、100%で楽しめるというムードではなかったことは確かです。そんな中でメンバーが義援金を集めるアイデアを出してくださいました。人力車に乗った方から集めたり、本部に募金箱を設置したり・・・。
いつもは人を見かけることも少ない静かな商店街ですが、この日だけは賑やかな別世界となります。「イベントをして何になるんだ」という声を聞いたことも何度かありますし、実は僕もイベントを主催するのは得意ではないんです。しかしながら、イベントをした活気というのは少なからず残ります。その積み重ねが最終的に日常を変えていくのだと信じるしかありません。3年前、ODK(おしかけデザインかごしま)発足時の舞台がこの「蓑笠市」でした。残念ながらその時に参加していた店舗数は、高齢化が原因で今回12から10に減りました。しかし、その減った分を補おうという動きも出てきたんです。無理矢理に定住者を増やそうという考えは、僕の中では薄れてしまいました。それは未来に対する確信が持てたからかもしれません。誤解を招くといけませんので念のために言っておきますが、地道に永吉のファンを増やしたり、交流人口を増やしたいという気持ちに変わりはありません。
ご来場いただいた皆様、参加してくださった皆様、どうもありがとうございました。
今回の震災で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。個人的には、このような小さなイベントを自粛するということは「全ての方にとってマイナスである」という教訓を東日本大震災から学んだつもりです。どうかご理解いただきたいと思います。

date 2016.4.16
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明日、蓑笠市です〜!

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明日4月17日(日)10時から15時まで、日置市吹上町永吉商店街一帯で、100年以上の歴史を持つ「蓑笠市」が開かれます。現在、大雨が降っておりお天気が心配されますが、明日の午前中には晴れ間がのぞくようです。先ほど設営作業を終えて戻ってきました。準備万端です〜
恒例のスタンプラリーとステージ演目もあります〜
是非お出かけください。
※駐車場は永吉小学校と永吉地区公民館を利用してください。
***
出店者:
特定非営利法人「あしたば」(初出店)(吹上町)
雑貨ひだまり(日吉町)
ザイオンファーム(日吉町)
ホームサロンYOU(日吉町)
特定非営利活動法人かごしま自然学校(伊集院町)
地産地消エネルギーSATOEne(吹上町)
「自由お絵描きスタンド」おいかわゆか(初出店)(吹上町)
書と音楽・テツロウハナサカ(鹿児島市)
岡元貞子(吹上町)
宇都まり子(湧水町)
雑貨ハンネイ
雑貨植野さん
ハンドマッサージ瀬戸口さん(日吉町)
七菜(吹上町)
中東風サンドイッチ・TAMAYA(初出店)(日吉町)
スパイスカレー+手作りパン・石窯cafeKUNKUN(初出店)(吹上町)
mana coffee(日吉町)
陶器・千窯岩(伊集院町)
黒川みかん(吹上町)
山神の郷(吹上町)
餃子の妙(吹上町)
永吉女性部(吹上町)
オンドデザイン(鹿児島市)
Art&PhotoCards Postmark(初出店)(鹿児島市)
お弁当・香港料理聚福園(吹上町)
韓国料理・CAFE J(伊集院町)
前田家(日吉町)
筆工房(日吉町)
絵本で遊ぼう・Guri工房meetsBOON平田(吹上町)
***
既存店舗・施設:
古川石油
和田美容室
EDION千田電機
カットサロンタニイチ
伊達商店
久古屋
永喜村
上谷ストアー
末野菓子舗
下和田商店
山里ラーメン

date 2016.4.10
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4/17(日)は蓑笠市です。

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いよいよ来週に迫った「蓑笠市」。自分が関わるようになってからは、おそらく6回目だと思います。回を重なる毎に反省点がそれなりに活かされ、徐々にスタイルも出来上がってきました。全長200メートルほどの小さな商店街に、既存の店舗以外に40ものお店が並びます。野菜、雑貨、カレー、ポストカード、書、ポニーの乗馬イベント、人力車・・・いろいろですね。渋谷に住んでいた頃は「ここが世界の中心だ」と本気で思っていましたが、今は永吉が世界の中心です。天動説!おめでたい野郎なのかも知れません。いろんな妄想は毎年膨らんで、ああしたい、こうしたいと永吉の未来像を描いております。今回の目玉は、いつもアサカツの舞台となっている「date spot」で行われる「絵本で遊ぼう」という企画です。Guri工房の浅倉光雄さんと、平田文典さんにより・・・絵本の読み聞かせと楽器の演奏が行われます。先日リハーサル風景を見学させて頂きましたが、摩訶不思議な時間が流れていました。その他にも初出店の方々で賑わいそうですよ〜
10時から15時、短い時間ですので休日のひと時を是非日置市吹上町永吉で過ごして頂きたいと思っております。吹上永吉郵便局を目印にお出かけください!

date 2016.4.10
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1976年の俺(5)

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1976年1月5日、6日、7日、8日。
「天才バカボン」を読んでいたことが分かる。今でも2冊、手元に残っているんです。以前に本ブログでも書いたと思うけれど、グラフィックデザインを意識したのは天才バカボンが初めてだった。話も面白かったけど、赤塚不二夫が「漫画という概念を全て疑っていた」ことを小学生なりに感じていましたね。ここに登場している橋爪君は、今年の秋に開催される国立二中の同窓会の実行委員を務めているらしく、つい最近Facebookで再会した。みんな50歳だから同窓会。日記に話を戻すと・・・祖母が危篤状態にあり、母が単身で鹿児島へ戻ったことも記述されています。職場の人に鹿児島行きのチケットを取ってもらったんだなあ・・・。この時、父が自分や弟に対してどのような食事を与えていたのか、全く記憶にありません。台湾生まれの父(台湾人ではありません)は、ビーフンを作るのが得意だったので、もしかするとビーフンを食べていたのかも。冬休みの終わり・・・「宿題も終わったし安心して学校へ行ける」というのはチキンハートな感じですね。

date 2016.4.6
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東京から弟が来た

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4月1日から5日までの計4泊。東京で暮らす弟が久しぶりに鹿児島にやってきました。ジェットスターで2000円で来られるようになった事が今回の帰省に繋がったとか。母が高齢化していますし、ゆっくり話したかったとのだと思います。今回は特別な接待をすることもなく、吹上浜に行って貝を採ったり、近所のラーメン屋さんに行ったりと・・・適当に過ごして時間が過ぎて行きました。そんな中で弟の気持ちを動かしたのは、僕の息子2人と自転車に乗ってデュエルマスターズ(カードゲーム)のカードをコンビニまで買いに行ったこと。自転車道を使って往復3時間もかかった・・・この部分に感動していたんですね。コンビニまで往復3時間というのは、田舎の一つの価値なのかも知れません。不便さが観光のウリになる可能性はありますよね。また、穏やかな日に鳥の鳴き声しか聞こえないことにも感動していました。この静けさも価値です。
***
また、中学生時代の僕について「毎日SF映画ばかり観ているから不安になった」と語っていました。不安にさせていたとは、全く頃知りませんでしたが「人生を狂わせてしまう」のがカルト映画の定義だそうですから「スター・ウォーズ」には余程のカルチャーショックがあったんでしょうね。こちらから見た弟は、狂ったように毎日ベースギターを弾いていましたし、近所迷惑も考えずドラムもやっていました・・・。お互い「あいつは狂っている」という視線で暮らしていたのかも知れません。あの頃、ビデオカメラが存在して家族の様子を記憶出来ていたらなあ・・・とよく考えます。

date 2016.4.6
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お花見

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僕が育った国立市は、駅を降りて正面に伸びる「大学通り」がて都内でも有数の桜の名所でした。最近Facebookにアップされ亭る写真を見ると、歩道橋が崩れおちてしまうのではないか?と思うほど人で溢れていますね。昔はこんなに人がいなかったんだけど・・・。新入社員が早朝からお花見の場所取りに行くという光景も、テレビ越しに伝わってきます。桜が足りていない、もしくは人が多いんだろうなあ。そういう意味で鹿児島は「桜の木一本あたり」に対する人口がちょうどいい。自分が場所取りのお花見会・・・この日は平日の昼間、しかも曇り空という条件でしたが、桜島を見下ろす絶好のロケーション〜多賀山公園〜に一番乗りでした。そもそも今年の鹿児島の桜は、咲く時期を見誤ったのか何なのか、咲くべき時期、咲くべき場所で思うように開花していない様です。昨年の長雨、台風なども影響しているんでしょう。多賀山公園には、一本だけ咲き方の違う個体があってその下にシートを広げました。周囲はまだ二分咲き程度ですが、ここだけ満開を通り過ぎて葉桜の様になっています。この日に集まった同志は9名。うち2名は新しく参加してくださいました。酸素ボンベを背負いながら無理して参加してくださった先輩もいらっしゃいました。「無理をしないで続ける」という言葉をよく聞きますが、この先輩のように、どこかで無理をする人がいないと全ての物事は終わってしまうような気がします。桜はきちんと咲いていませんでしたが、逆にお花見自体は口実であって、単純に「みんなと会う機会」ということが確認できたのでした。

date 2016.4.3
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1976年の俺(4)

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1976年1月2日、3日、4日。
「天皇陛下の家の中に入りました」という衝撃的な書き出し、しかし天皇家と交流があるはずもなく、これは一般参賀のことですね。「家の中」という表現は、僕の両親が当時小学生だった自分に説明したときの言葉なんだろうと思います。そのあと、東京タワーの蝋人形館に行ったんですね・・・この時の記憶は今でも鮮明に覚えています。世界の残酷な処刑?の様子が延々と展示されていました。水車に貼り付けにされている囚人・・・ものすごく狭い牢屋に閉じ込められている囚人・・・口からひたすら水を飲まされてしまう囚人などなど。こうやって記憶に残っているというだけでも、いい展示だったと思います。実は昨年の夏に、子供達を連れて東京タワーに行ったのですが、残念ながら蝋人形館はなく、平成センスのお化け屋敷に変わっていました。
ゲイラカイトの記述もありますね。当時900円もしているんだなあ。和凧に変わって、ゲイラが日本の空を席巻したのも、おそらくこの頃からだったんです。「飛べ~!飛べ~!」というCMソングも鮮明に覚えています。「ゆうせい」というのは中央郵政研修所のことで、父の職場のこと。野球が4試合同時に出来るほどの広大なグラウンドがあり、僕が暮らしていた職員住宅の裏から行っていました。有刺鉄線で仕切られていたのですが(これも昭和の香り)、一部穴が空いている箇所があってそこから不法侵入していたんですね。

date 2016.4.1
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1976年の俺(3)

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1976年1月1日。
「年のはじめに」というページは、いきなり「ぶちあけたはなしね〜」という書き出し。今では「ぶっちゃけた」という表記に変容しているが当時は「ぶちあけた」だったのだろうか。ゼネラルテレビCMのコピーをそのまま書いたものと思われます。ゼネラルテレビというだけで、十分に昭和の香りがしますね。自分も忘れかけていました。
また、「やきゅうのこと」については、阪神ファンを強調すると同時に「張本、長嶋、王はクビになっても構わない。」という過度な敵対意識を露わにしている。どこまで本気なのかわからないが、大きな勢力に対して生理的に嫌悪感を抱く性格が、既に芽生えていることが見て取れます。この感覚は映画「スター・ウォーズ」における(銀河帝国に対抗する)主人公側=反乱軍の描写で更に加速されることになるのでしょう・・・。